ポルシェは車内のエラー表示がでてくることがあるので、故障しやすいのではと思うかもしれません。
確かにポルシェはセンサー類が多いため、他メーカーに比べてもエラーがでる機会が多く、壊れやすいというイメージを持たれがちです。
しかし、エラーが出たからといって、壊れやすいということではありません。少しでも不具合があるとエラーを表示してしまうのです。
例えばパーツを社外品と交換してバランスが崩れると、センサーがそれを検知してエラーを出してしまうことがあります。
出荷時には、完璧な状態で出荷されたポルシェが、オーナーの意思によってそうでなくなるわけです。ポルシェのように高品質な純正パーツを社外品に交換すると、実質的なグレードダウンに。
このように、交換したパーツが原因でエラー表示を引き起こしてしまうのが意外に多かったりするのです。
日本の気候はポルシェの耐久性を下げる?
ポルシェが作られるドイツと日本を比較すると、高温多湿の日本では車にとって理想的な環境とはいえません。
多くの車は日本の気候が原因で耐久性を下げてしまうことに。
このような異常が出たら要注意
壊れにくいポルシェですが、それでも異常が発生してしまうケースがあります。
ハンドルの異常
ハンドルが重く感じたり、異音がしたりした場合、パワーステアリングのオイルが漏れているなど、何らかの理由でオイルが減っている可能性があります。
このような症状があった場合、整備工場にみせたほうがいいでしょう。
テールランプの異常
テールランプのLEDランプが壊れている恐れがあります。購入直後であれば、不具合として無料交換が可能です。
再発はあまりありませんが、日々の車両点検は大切です。
リアハッチの異常
突然リアハッチが開いてしまう場合があります。荷物を積んでいる状態で異常が起こってしまうと大変です。
リアハッチが壊れることは滅多にありませんが、万が一を考えて積み方に気を付けたほうがいいでしょう。
中古購入時に気をつけたいこと
ポルシェだけではありませんが、中古車の購入で気をつけたい点がいくつかあります。大切なポイントは実際に車両を確認することが大切です。
昨今ではインターネット経由で購入される方も多いですが、実物を見ずに買うのはおすすめできません。
実物を確認できない場合、担当者や整備士に話を聞きながら確認してください。ポルシェは決して安い買い物ではないので実物は必ず確認しましょう。