1. >
  2. >
  3. オイル交換の目安について
オイル交換
中古ポルシェメンテの実態

オイル交換の目安について

ポルシェのオイル交換はどこでもできる?

ポルシェの指定オイルはどこの量販店でも売られているモービル1のため、簡単に手に入ります。
そのため、どこでオイル交換してもいいのでしょうか?
日本車だとガソリンスタンドでも気軽にオイル交換を依頼できます。
しかし、ポルシェの場合、避けたほうがいいでしょう。そもそもオイル交換の手順を知らない可能性もあります。
ポルシェも含むドイツ車は日本車と同じくメートル法を採用していますが、ねじの寸法が微妙に異なるため、対応した工具を持っていなかったりします。
寸法のあっていない工具でオイル交換しようとすると、ひどい目にあう恐れがあるため、ディーラーやポルシェを扱うショップに依頼したほうが無難です。

オイル交換の頻度

エンジンオイルは一般的に5,000㎞を目安に交換しますが、昨今はロングライフオイルというものもあり、5,000㎞以上走行しても交換しなくてもいい場合があります。
メーカーによって20,000㎞や30,000㎞と指定されていたりしますが、注意が必要です。
それは、メーカーが想定しているのはヨーロッパの環境だったりします。高温多湿でストップアンドゴーを繰り返す日本の環境だとオイルの負担が大きくなります。
オイルは劣化が進み、メーカーが想定した性能を保つことは難しくなるでしょう。
そのため、ロングライフオイルであっても10,000㎞を目安に交換することをおすすめします。

ポルシェのオイル量点検方法

ポルシェの場合、点検方法が日本車と異なります。オイルメーターはありますが、オイル温度を上げなければ測定できません。
そのため、アイドリングしておくか、走行してエンジンオイルの温度を上げる必要があります。
規定温度に達した後、エンジンを停止し、イグニッションをONするとメーターからオイルの量をチェックできます。

ポルシェ・クラシック用のエンジンオイル

ポルシェ・クラシックでは空冷式4気筒および6気筒水平対向エンジン用エンジンオイルをはじめとして、専用のエンジンオイルを販売しています。
ドイツのオイルサプライヤーの協力を得て、開発されたエンジンオイルは、911や356など各モデルにあわせて調整されています。
特に空冷式水平対向エンジンは、オイルに対して特殊な要件があるので、それ用のオイルが必要になるわけです。
もしも、ポルシェ・クラシックを持っているなら、専用のエンジンオイルを選ぶといいでしょう。