まれに中古車販売店でポルシェが格安で販売されていることがあります。
憧れのポルシェが購入できると思うと同時に、コンディションが気になりますよね。
購入に値するようなものなのでしょうか?
今回はどうして高級車であるポルシェが格安で販売されているのかその理由について解説します。
格安でもまともなものも増えている
中古車なのでコンディションがいいものもあれば、悪いものもあります。しかし最近は格安でもひどいものは少なくなりました。
2000年ごろまでは本当にコンディションがひどい状態のものが売られており、売り逃げてしまう販売店もありました。
しかし、ネットが普及した昨今、そのようなものが売られていれば、たちまちSNSで炎上してしまいます。
また、1990年代後半から輸入車の信頼性が上がってきたことにより、中古車の程度もよくなっていると考えられます。
ポルシェが格安で販売されている理由
中古車が安くなる理由は年式が古い、走行距離が多い、人気がない、新車価格が安い、大量に出回っているといったことが関係します。
このうち、人気がない、新車価格が安い、大量に出回っているのであれば、車自体に問題は少ないでしょう。
しかし、年式が古く、走行距離が多い場合、注意深くコンディションを見極める必要があります。
もしもポルシェが100万円台で売られている場合、上記のいくつかが原因となっていることがほとんどです。
ポルシェ ボクスター
1996年にデビューしたボクスターは、フロント部分が「911」と共有していたため、911風ということで人気がありました。
また、新車価格も595万円からと世間の想像より安かったため、中古車の価格も早々に200万円台となり、いまでは100万円を切る個体もあります。
2004年に登場した2代目は新車価格が572万円とさらに安かったため、走行距離が多いものだと100万円台の個体もチラホラでてくるようになりました。
ポルシェ911
ポルシェのフラグシップモデルである911は初代から4代目までの空冷エンジンのモデルはプレミア価格がつくほど人気です。
一方、水冷エンジンとなった5代目はデビューが1997年ということもあり、比較的手に入れやすい価格で購入できます。
しかし、100万円台のものは稀で、そのような個体は走行距離が多いものばかりなので、注意が必要です。
ポルシェ カイエン
ポルシェ初のSUVモデルであるカイエンは2002年に登場。日本でも好調なセールスを記録しました。
また、販売されてから13年以上経過しているため、自動車税が割増しになったこともあり、100万円を切るものも増えてきています。